ホテル情報


私達がこの地域を旅行した当時の情報です。
宿自体がつぶれたり、値段が変わったり、外国人は泊まれなくなっている可能性もありますので、
参考程度に使ってください。


ウズベキスタンのホテル


2003年当時 1cym(ウズベク・スム) = 0.11円 / 1US$ = 108円

トルクメニスタンのホテル


2003年当時 1Tm(トルクメン・マナト) = 0.0047円 / 1US$ = 108円

コーカン
Kokand

HOTEL KOKAND

アブドゥラナビーエフ広場より、通りを挟んで西隣。
[ シングル/ツイン ] シャワー/トイレ付 4,600cym(約506円)/1人
共同 2,300cym(約253円)/1人
[ バストイレ ] 共同シャワーは一階(使ってないので詳細不明)。 共同トイレの数は少なく、清潔度は中国レベル。 各室内に洗面台あり。
[ 空調 ] 不明。室内は暖かかった。
[ インターネット ] 近隣にネットカフェらしきものはなかった。
[ テレビ ] なし。
[ その他 ] レジストレーション(外国人登録)可。 受付のおばちゃんは親切だが、英語は全く通じない。近所にチャイハネ数軒あり。
ツインの室内 
お目当ての安宿が移転していたため、地元民に教えられたこのホテルに。 コーカンは思いのほか小さく閑散とした田舎町で、夜になると辺りは真っ暗だが、 このホテルの近隣には数軒のチャイハネがあり、食事には困らない。キルギスのナリン同様、室内にバストイレが付くと倍の値段を取られるが、 部屋自体のレベルにさほどの差はなく、共同の部屋が断然お得。
ちなみに旅行人に書かれている「屋号なしのメフマンハナ」は現在、設備劣悪でイリーガルなくせに一泊4,000cymもするボリ宿と化しているそうだ。

タシケント
Tashkent

HOTEL TARA
現地語 : HOTEL TAPA

地下鉄サビルラヒーモフ駅から徒歩15分弱。 イーロンオーター・マスジット(モスク)の斜向かい。
[ TEL ] 116-5648
[ シングル/ツイン ] 2,300cym(約253円)/1人
外国人はドミでもひとり一室使わせてくれる。
HOTEL TARAには2005年現在、外国人は宿泊できません!
[ バストイレ ] 二室にひとつの共同シャワー/トイレ。トイレはなんちゃって洋式。お湯は24時間いつでもガンガン出る。
[ 空調 ] ファン、セントラルヒーティング。建物内は暖かい。
[ インターネット ] 近隣にネットカフェは少なく日本語も不可。 ネットは日本センターでやるべし(1,200cym/時間)。
[ テレビ ] 一階のチャイハネにある。
[ ランドリー ] 物干し場あり。
[ その他 ] レジストレーション(外国人登録)可。 中央アジアで最も内容充実の情報ノートあり。売春婦が常駐しているので男性は誘惑に注意! 一階にチャイハネを併設、軽い食事もできる。

←外観    ↑ドミだけど独占使用可
快適な安宿の無かったタシケントに突如現れた救世主的な安ホテル(実は売春宿)。 17日間に及ぶ不毛な“ビザ待ち”を耐え切れたのも、ひとえにこのタラホテルの気安さ(気分的な)と安さ(価格的な)のおかげです。
ここにいる間、何組もの素敵な旅仲間と出会い、レアな情報も手に入れた。 中央アジアを旅する拠点として、今後タラホテルははずせないでしょう。
従業員も売春婦のねーちゃん連中も、面倒見が良く飾らない人達。 時として日本男児を狙ったセクシー攻撃(おっぱいプルンプルン等)を仕掛けてくるので、 襲われないよう気をつけよう。
HOTEL TARAには2005年現在、外国人は宿泊できません!

サマルカンド
Samarkand

B&B BAHODIR

[ 住所 ] 132 Mulokandov str, Samarkand
[ TEL ] 3662-358529
[ シングル/ツイン ] 共同 7US$(約756円)/1人
シャワートイレ付・オフシーズン 8US$(約864円)/1人
シャワートイレ付・オンシーズン 10US$(約1,080円)/1人
[ バストイレ ] 共同トイレ/シャワーは屋外にある。暖房付。
トイレは穴式のボットン。お湯はたっぷり出る。
[ 空調 ] 高い部屋はセントラルヒーティング、安い部屋は木炭ヒーターあり。 夏季は不明。
[ インターネット ] ネットカフェは外国語大学近隣に数軒。
[ テレビ ] なし。
[ ランドリー ] 中庭が広く、物干し場所には困らない。
[ その他 ] レジストレーション(外国人登録)可。 豪華な朝食付、ディナーは1US$で注文可。チャイは無料サービス。情報ノートあり。 ご主人は英語を少々、ママは料理上手。
サイト内リンク  B&B BAHODIRの情報ノート
ツインの室内 
 オーナー夫妻
バックパッカーの人気を集めているB&B(ベッド&ブレックファースト)。静かで環境が良く、レギスタン広場やビビハヌム・モスクにも近い好立地。 サマルカンドは観光地のため全体的に宿が高くここも割高感は否めないが、 オーナー夫妻は物静かで謙虚、サービスも良く、好感の持てる宿だった 特に料理はかなり評判が良い。朝食は豪華だし、夕食も1US$とは思えない内容。

ブハラ
Bukhara

マリカさん宅(二番地の家)

アルクの正門から徒歩3分、バラハウズの近く。
[ 応接間 ] 2,000cym(約220円)/1人
[ バストイレ ] バス/トイレは家族と共用、トイレは屋外にある。公衆便所として使われているのでかなり臭い。 お湯は24時間OKで、風呂場はバスタブ付!
[ 空調 ] セントラルヒーティング、屋内はいつも暖かい。
[ インターネット ] 新市街の電話局近辺に数軒(1,000cym/1時間)。 旧市街のツーリストインフォメーションにもあるが、 非常に高い(2,500cym/1時間)!
[ テレビ ] 玄関横(家族の居間)にあるモノクロテレビ。
[ その他 ] 食事は無しだが、よくご馳走してくれる。 近所にチャイハナ数軒、夜まで開いてる。 自炊も可。バザールも近く買出しに便利。 違法な民泊なので、ポリスと同業者には内緒にね!
豪華な応接間に布団 
 キッチンも使用可
エルヴィスノートに紹介されている、本来は出稼ぎウズベク人のための民泊。 ブハラはやはり宿が高く、外国人は民泊でもひとり5US$は取られるが、 ここだけは破格!ひとり約2US$で泊めてくれる(それでも外国人料金らしい)。
家族はめっちゃ優しく、しかもかなりキャラが濃いので、観察してるだけで笑える。 ママのマリカさんはとても可愛いおばちゃん、パパは常に笑顔(酔っ払い気味)、 双子の息子は顔は似てるが性格正反対(アホな方は恋人・ショヒーダにベタ惚れ中)、 娘達はいつも陽気で、孫のアブドラは超プリティー。
一般家庭だからそれなりに気も使うが、それを差し引いて余りある楽しい滞在だった。

NASREDDIN NAVRUZ

[ 住所 ] 37L, Babahanova str, Bukhara
ラビハウズから徒歩1分、ムビンジャンGHへ向かう道の途中、右側。
看板は無く、扉に掛けられた銀の「フッジャ・ナスレディン」像が目印。
[ ツイン ] シャワートイレ付・オフシーズン 10US$(約1,080円)
[ ツイン ] シャワートイレ付・オンシーズン 20〜30US$(約2,160〜3,240円)
バスタブ付の部屋も一室あり。料金は同じ。
[ バストイレ ] 室内のシャワー/トイレはかなり清潔。トイレ洋式。お湯は24時間出るが、ぬるく、湯量は少ない。 共同シャワー/トイレも清潔、なんとバスタブ付!
[ 空調 ] セントラルヒーティングの効きが悪く寒かった。夏場はファンあり。
[ インターネット ] 近所のツーリストインフォメーションにあるが、 非常に高い(2,500cym/1時間)。
[ その他 ] レジストレーション(外国人登録)可。 朝食は別料金で1US$(たいしたことない)、ディナーは2.5US$もする。ボッタクリだ! 娘は優しく英語もOK。 親父は最低。
ツインの室内 
オープンして一ヶ月も経ってないという新装開店ホヤホヤの宿。民泊だとレギストラーツィヤ(外国人登録)がもらえないので、 楽しかった上記“二番地の家”を泣く泣く後にし、こちらのホテルに一泊したのだが・・・・・。
新しいだけにキレイだし、設備的には申し分なし。登録も数泊分(民泊中の分も)くれるという話だったが、いざ泊まってみたら最低!オーナーの親父はがめつく、短気で、かなり嫌な奴! 最初はニコニコしちゃって、チャイなんかご馳走してくれちゃったりしたのに、一泊しかしないと知ると憮然とし、夜帰っても門をなかなか開けてくれなかった。 登録も結局は一泊分しかもらえず。 最後には払ったお金をふんづかんで「はよ出てけ」みたいな態度。まじ最悪!
こんなことなら最後まで“二番地”にいれば良かったと、苦い気分でブハラを後にしたのだった。
こんなホテルはつぶれちゃばいいんだわ。みんな絶対泊まらないでね! ちなみにその後、ウズベクを出国するまで、登録の有無は一切問題にならなかった。

ヒヴァ
Khiva

マシャリポさん宅

イチャンカラの西門から出て北側、一軒目の大きな家。11番地。
[ 応接間 ] 7.5US$(約810円)/1人 食事付、交渉後の値段。
[ バストイレ ] トイレは屋外にある。トイレは洋式で清潔。 シャワーの湯はぬるくチョボチョボ。
[ 空調 ] セントラルヒーティング。天井が高いので効きが悪く、少々寒い。
[ インターネット ] イチャンカラのツーリストインフォにあるが、非常に高い(3,000cym/1時間)。足元見てる!
[ テレビ ] 家族の居間にある。モノクロテレビ。
[ その他 ] 金持ちっぽい大きな家。車も高級。 家の外に土釜があり、自家製のナンを焼いてくれる。 次男がほんの少しだけ英語を話す。今後ホテル用の客室を設置して開業するつもりらしい。
応接間に布団 
イチャンカラ内に良い宿が見つからず(高かったり従業員が感じ悪かったりで)、 西門から出たところにあるビリヤード店の主人に「どっか泊めて〜」と頼んだら、 ご近所のこの家を紹介してくれた。どうやら今後B&Bをオープンするつもりらしく、二階に客室を作りかけているが、まだ暖房もなく設備も揃っていないので、応接間に布団をひいて寝かせてもらった。
これまでに旅行者を泊めた経験がなく、宿としても当然ど素人。その割に高い!布団も食卓の上げ下げもセルフサービスだし、 部屋には家族や近所の人が勝手に入ってくるしで、 なんというか、親戚の家に泊まって金を払わされてる気分だった。
でもま、サービスで晩飯を無料にしてくれたのがちょっと嬉しかったです。

ヌクス
Nukus

ラヴシャーンくんの学生寮

「Education and Development center」向かいの団地の一室。
[ 学生の部屋 ] 2US$(約216円)/1人
その他、食事やお酒への謝礼として1US$支払った。
[ バストイレ ] トイレ/シャワーともに清潔度は“男子寮”レベル。
[ 空調 ] セントラルヒーティング。
[ インターネット ] 近隣にネットカフェ多数。「Education and Development center」にて無料でネットできる(速度は遅い)。日本語も可。
[ テレビ ] 学生達共有の居間にある。モノクロテレビ。いつもロシア版MTVのチャンネルになっていた。
[ その他 ] 旧ソ連時代の古い団地の四階。
学生の寝室 
 逆ハーレムな晩餐
ウルゲンチからヌクスに向かう公営バスで出会った大学生に「僕の家に泊まれば?」と身振りで誘われ、図々しくもついて来た。 そこは、地方から来た男子大学生4人がシェアする団地の一室、まるで学生寮! 思わぬ珍客に誰もが驚き、友人達まで大勢呼んでの大騒ぎになった。 「お金なんかいいよ」って言ってくれたけど、わざわざ寝室まで空けてくれたし、さすがにタダじゃ悪くなって「ひとり2US$払うよ」ってことで話が落ち着く。
言葉が全く通じず、意思疎通には苦労したが、手作りのプロフと、なけなしの小遣いを出し合って買ってきた一本のウォッカで、 最高にハッピーなもてなしをしてくれた。 中央アジアで一番美味いプロフ、そして楽しい夕食でした。
後日談 それから何年も経って、実はあのバスの中で、旦那の方から「お前んち泊めろよ〜」と迫っていたことが発覚した。 うちの旦那は婦女には弱いが、年下の男の子を相手にするとやたら強い。無理に押しかけちゃってごめんね、ラヴシャーンくん。

アシュガバート
Ashgabat

ドウラノーさん宅

ごめん、失念。近場の情報ノートを参照してください。
[ 息子の部屋 ] 5US$(約540円)/1人
「食事は付かない」と言われたが毎食ご馳走してくれた。
[ バストイレ ] トイレは屋外、家族と共用、清潔度は中国レベル。 シャワーも家族と共用、お湯は少々ぬるめ。 洗面所は台所の流し台か屋外の蛇口を使用。
[ 空調 ] ヒーターあり。住居内は常にほのかに暖かい。
[ インターネット ] 周囲にネットカフェはなし。「フロリダレストラン」内のネットカフェは閉鎖。 国の情報規制が厳しいためインターネットは全般的に未発達。
[ テレビ ] 居間にある。 中央アジアの個人宅では初のカラーテレビ!
[ ランドリー ] 中庭が広く、干す場所には困らない。
[ その他 ] 中心街から徒歩15分圏内。キッチン使用可。部屋に鍵がなく、着替え時や貴重品の管理は面倒。
何人暮らしているのかわからないほどの大家族で、ママをはじめとする女性陣はアゼルバイジャン移民。 アルメニアに行く予定のある人は話題に注意! 家族(特に女性)は敬虔なムスリムなので、習慣の違いにも気を使おう。
息子の部屋 
 大家族の女性陣と
安宿の少ないアシュガバートの、貴重な“日本人御用達”民泊。 情報ノートもなく、英語も全く通じないが、家族はとても優しい。 「食事無しで5US$」とは言いながら、顔を合わす度にチャイや食事をご馳走してくれ(自分達はラマダーンを順守していて、日中は一切食事しないにも係わらず) 、 ここにいる間、胃もたれするくらいずーっと満腹だった。
最近ライバルの「鳩研究所ゲストハウス」に客を奪われ、意気消沈気味なご様子。
朝から晩まで家中が大騒ぎで、心休まる暇もないのが難だが、生活感にどっぷり浸りたい人にはオススメ。 客が来ると部屋を追い出される息子以外は、家族全員で歓迎してくれます。