ホテル情報


私達がこの地域を旅行した当時の情報です。
宿自体がつぶれたり、値段が変わったり、外国人は泊まれなくなっている可能性もありますので、
参考程度に使ってください。


ニジェールのホテル


2005年当時 1CFA(西アフリカ・セーファーフラン) = 0.2円

ナイジェリアのホテル


2005年当時 1N(ナイラ) = 0.77円

ニアメ
Niamey

HOTEL MOUSTACHE

[ 住所 ] Ave Soni Ali Ber, Niamey
[ TEL ] 733378
[ シングル/ツイン ] 共同 5,000CFA(1,000円)
シャワー/トイレ付 7,500CFA(1,500円) | エアコン 10,000CFA(2,000円)
[ バストイレ ] 共同トイレはアラブ式、かなり不潔。共同シャワーは水のみ、扉は鍵が閉まらない。
[ 空調 ] ファン。エアコン付の部屋もある。
[ インターネット ] プチマルシェとHOTEL MAOUREYの中間にある韓国人経営の「Photo ADC」で、日本語読書き可!
[ テレビ ] なし。
[ ランドリー ] 洗い場はあったが、汚すぎて洗濯する気にならない。
[ その他 ] 蚊帳や網戸はなく、夜になると羽虫の襲撃してくる。 一階にBarとレストランあり、遅くまでうるさい。 フロントにコンドームの自販機あり!
←外観         ↑ツインの室内
安宿の選択肢がないニアメで最安ランクの、泣く子も黙る売春宿。 どう見ても14〜5歳にしか見えない可愛らしい少女から、巨体を揺さぶるビッグママまで、 お客様のどんなご要望にもお応えいたしますとばかりに、売春婦が多数常駐。 夜は冴えない連中が廊下を徘徊し、フロントにはコンドームの自販機まである!
室内にはベッドの他に何もなく、夜になると灯りを求めて数百匹もの羽虫が入ってくる。 宿の下調べ段階では「ひどい」「最悪」という評判に、それなりの覚悟はしていたが、 途中で逢った旅人に「ま〜そこまではひどくないよ」と言われ、うっすら期待を持ち、 実際に泊まってみて「やっぱり最低だよ〜」と夫婦して凹んだ。
せめて高い部屋にでも引っ越したかったが、他に空き部屋がなく、ひたすら辛抱。 とにかくもう、トイレが汚い宿ってのは本当に嫌だ! 私なんかトイレ行きたくないあまりに我慢して、膀胱炎になったことが何度かある。

アガデス
Agadez

HOTEL AGREBOUN

ガールルティエールから歩いて10分くらい。
[ シングル/ダブル ] 4,000CFA(800円) | シャワー付 5,000CFA(1,000円)
上記はおそらく外国人料金だが、交渉には一切応じてくれない。
[ バストイレ ] 共同トイレは洋式、便座なし、清潔。水シャワーのみ。
[ 空調 ] ファン。室内はかなり暑い。
[ インターネット ] 不明。
[ テレビ ] なし。
[ ランドリー ] 庭に蛇口、物干し場あり。速乾!
[ その他 ] 室内に洗面台付、蚊帳や網戸はない。 中庭が広く、静かで環境良し!駐車場あり。オーナーのばばあ(英語ちょっぴり)はがめつい。
ダブルの室内 
 中庭には木陰が多い
アガデスで最も手頃な価格で泊まれる、評判の良い安宿。 ボロいし、砂っぽいが(砂漠だから当たり前か)、砂と土で作られたいかにもな建物と、いつも小鳥が集う中庭は、確かに雰囲気抜群! 掃除もきちんとされているし、常に乾燥しているのでトイレなども不潔感はない。
アガデスの町そのものが気に入ったこともあり(個人的には西アフリカで一番好きだった)、 私達はここですっかりリラックスモードに突入。酷暑にもかかわらず五日間も滞在し、 毎日トゥアレグのラクダ市やナイトマーケットを冷やかして歩いた。
暑さに耐えられない時は、シャワー付の部屋がオススメ。ファンの下で浴びる水シャワーは、信じられないくらいひんやり!クールダウンできる。

ザンデール
Zinder

ピースコープの裏庭

ホテルじゃないのでナイショ!というか、夜中に着いたのでよくわからない。
[ 裏庭のベッド ] 無料
[ バストイレ ] 使ってないのでわからない。
[ 空調 ] 天然の夜風!朝方は冷え込む。
[ インターネット ] 町のどこかにネットカフェがあるらしい。
[ テレビ ] 建物内にはあるだろう。きっとCNNも映るだろう。
[ ランドリー ] 庭に物干し場があった。
[ その他 ] そもそも旅行者用の宿泊施設ではない。寮生用の共同キッチンやリビングルームはある。「いつも混雑していて困るんだ」と青年が言っていた。
裏庭にベッドが! 
ザンデールに居を構えるアメリカのボランティア団体「ピースコープ」の寮の裏庭。 アガデスからのミニバスが故障とスタックでまたも大幅遅延、到着が深夜になってしまい、 一緒のバスに乗っていた親切なアメリカ人青年が、 「今からじゃホテルも見つからないでしょ〜」と自分の寮の裏庭にこっそり泊めてくれた。
広大な敷地内の木陰には、籐でできたベッドがいくつか並んでおり、 夏場には部屋から各々マットレスを運び、蚊帳を張って、暑い夜をしのぐらしい。
その夜もすでに数名の寮生がすぐ隣で熟睡していて、珍入者の私達は蚊帳を張ることもできぬまま、体中に虫除けスプレーをして寝た。 バスターミナルの野宿に比べたら、治安面では太鼓判。安心して爆睡できたが、翌朝は案の定、あちこちの痒みで目覚めた。
アフリカ西部は世界一のマラリア多発地帯です。皆さん、蚊には注意しましょうね。

HOTEL MALAM KALKADAMOU

[ 住所 ] Ave de la Republique, Zinder
[ TEL ] 510570
ラウンドバウト「Place des Martyres」から北に徒歩7〜8分、左側。
[ シングル/ダブル ] 4,100CFA(820円)+ TAX 300CFA
シャワー付 5,100CFA(1,020円)+ TAX 300CFA
[ バストイレ ] 共同シャワー/トイレ。水シャワーのみ。設備はボロいが、乾燥しているので不潔感はない。 シャワー付の部屋もある。
[ 空調 ] ファン。
[ インターネット ] 町のどこかにネットカフェがあるらしい。
[ テレビ ] ない。
[ ランドリー ] 二階テラスに物干し場あり、速乾!
[ その他 ] 蚊帳も網戸もない。一階にレストラン(跡地)あり、おそらく営業してない。駐車場はないが、バイクくらいなら置けそう。
ダブルの室内 
旅行人やロンプラのアフリカ版にも掲載されている安宿。建物も設備もボロだが、清潔度や雰囲気はまずまずで、居心地は悪くない。 部屋によって風通しなどかなりの差があるので、いろいろ見比べてから決めるといい。
この宿からさらに北方に見えるハイパーなデザインの給水塔は、最近になって中国の援助で建てられたもの。 おかげでザンデールの水事情は一気に向上したんだそうだが、砂漠の古都の景観を見事なまでに破壊するその極悪センスは、一笑のネタになる。

カノ
Kano

KANO STATE TOURISM CAMP

[ 住所 ] 11A Bompai Rd, Kano
[ TEL ] 064-642017
CENTRAL HOTEL(タクシー運転手は皆知ってる)のすぐ近く。
[ キャンプ/ドミ ] 350N(270円)/1人
[ シングル/ダブル ] エアコン 2,000N(1,540円) | ファン 1,500N(1,155円)
以前あったというシャワー/トイレ共同の部屋(1,000N)は、現在はないとのこと。 私達は交渉してファン部屋×三泊で3,500N払った。売上はおそらくスタッフのポケット行き! 私達より数ヶ月前にここに泊まった別の旅行者は、同じ部屋が一泊750Nと半額だったそうだ(ただし彼はシングル利用)。
[ バストイレ ] いずれもバストイレ付、掃除されている気配がない。 水シャワーのみ。停電による断水が多かった。
[ 空調 ] ファン。エアコン付の部屋もある。
[ インターネット ] 近所のネットカフェはことごとく潰れていた。 2005年10月現在、宿から大通りに出た左手に新しいネットカフェを建設中。
[ テレビ ] エアコン付の部屋は室内にテレビあり。
[ ランドリー ] 庭に蛇口、物干し場あり。
[ その他 ] 網戸あり。エアコン部屋には冷蔵庫もある。 両替所を併設、US$現金のみ高レートで両替可! 敷地内のレストランはパキスタン人経営、味はイマイチ。 夜の停電時は自家発電機を使用(23時頃まで)。 駐車場あり。 品揃えの悪いスーパー「Fantasia」まで徒歩2分。
ダブルの室内 
評判が良いようだったので来てみたが、ひどい状態に落ちぶれていた。 州経営と謳いながらも管理はズサン、スタッフは売上をポケットに入れているふしがある。 着服されるから予算がなく、予算がないから宿としての機能を維持できない。掃除もされていないし、全体的に廃墟化しつつある。 宿泊客にアンケートをとったりして、経営改善のための努力はしているのだが、 そもそも敵が身内にいるんだから、どうしようもないよねえ。 敷地内でレストランを営んでいるパキスタン人も「ここはもう駄目だ」と嘆いていた。
私達が滞在した時期のカノ(のこの地区)は、日中はほとんどずっと停電状態、停電すると水の汲み上げポンプが停止して断水を併発するという、悲惨な有様で、 ここにいる間ずっと「どーなってるんだナイジェリア!」と文句ブーブーだった。

HOTEL INTERNATIONAL

[ 住所 ] 28-34 Enugu Rd, Sabon Gari, Kano
[ TEL ] 064-631281
「サボンガリ(地区)のエヌグロードのインターナショナルホテル」と言えば、 半数以上のバイタク運転手は分かる。
[ シングル ] ファン 400N(308円) | エアコン 750N(578円)
[ ダブル ] エアコン 1,200N(924円) [ スイート ] 1,800N(1,386円)
シングルを二人で使用することも可。いずれも朝のコーヒー(または紅茶)無料。
[ バストイレ ] シングルの部屋は共同シャワー/トイレ。バケツシャワー。 数部屋でひとつのバスルームを共有するシステム(鍵がもらえる)で、 清潔感が長時間保たれる。 高い部屋はシャワー/トイレ付。こちらもバケツシャワー。
[ 空調 ] ファン。もしくはエアコン+ファン。 エアコン付の部屋が安い!
[ インターネット ] 向かいのネットカフェは閉鎖されていた。
[ テレビ ] (高い部屋なら)室内にあり。
[ ランドリー ] 物干し場は見当たらなかった。
[ その他 ] 網戸あり。駐車場あり。敷地内にBarとレストランを併設、周辺も飲食街。併設のレストランでモーニングコーヒー無料。 フロントにある「Castamor is king」の看板は必見!
スイートの居間 
 スイートの寝室
カノで出会ったデューク東條氏が街中を歩き回って発見した掘り出し物件。 私達が引越した日は、運悪く安い部屋が全て満室で、仕方なく(と言いつつ実はニヤニヤしながら)エアコン付のスイートに泊まった。 部屋さえ空いていれば、特に750Nのエアコン部屋はかなーりお買い得!
同じカノでもこの辺りの地区は電気事情が良いようで、一日に数回、数分間の停電があっただけだった。 また、↑のKANO STATE TOURISM CAMP周辺はイスラム教地区にあり、ラマダーンのこの時期、昼は閑散として、食料を探すのに苦労したが、 このホテルの周辺はキリスト教地区で、飲食店は一日中営業、ビールも容易く手に入る。 ここに引っ越してきたおかげで、カノの印象が一気に良くなった。

マイドゥグリ
Maidururi

HOTEL SAFARI

[ 住所 ] Shehu Lamisu Rd, Maiduguri
街なかに降ろされたなら、バイタクに30Nも払えば連れてってくれる。 郊外でも100N以上はかからないと思う。
[ ツイン ] 800N(616円) 交渉後の価格(言い値は1,500N)。
[ バストイレ ] 室内にトイレ/シャワー付。バケツシャワー、水のみ。とても清潔!断水もなかった。
[ 空調 ] ファンはあったが、電気が来ないと回らない。最初から窓ガラスが割れてるので、窓を開ける手間が省ける。
[ インターネット ] 宿の目の前で「インターネット?」と声をかけられた。 すぐ近所にあるのかもしれない。
[ テレビ ] なし。
[ その他 ] 蚊帳も網戸もない。電気はほぼ不通。駐車場あり。 バンキ(カメルーン国境)行きのミニバスターミナルまでバイタクで100N、所要20分。
ツインの室内 
このホテルもまたかなり酷い状態だと聞いていたので、他を探すつもりでいたが、お約束の“車の故障”で到着が夜になったため、しぶしぶ、バイタクにこの宿の名を告げた。
窓ガラスはこどごとく割れ、まるでお化け屋敷のような様相なうえ、電気もほぼ不通(一瞬だけ点いたので一応は通っているようだ)。 あなたがもし一人なら、ゆらゆら揺れるロウソクの灯の下、 肝試スィな一夜を過ごすことができるでしょう。
バスルームが清潔で水もちゃんと出たのは救いだった。