ホテル情報


私達がこの地域を旅行した当時の情報です。
宿自体がつぶれたり、値段が変わったり、外国人は泊まれなくなっている可能性もありますので、
参考程度に使ってください。


シリアのホテル


2004年当時 1S£(シリア・ポンド) = 2.1円 / 1US$ = 110円

レバノンのホテル


2004年当時 100L£(レバノン・ポンド) = 7.3円 / 1US$ = 110円

ダマスカス
Damascus

AL SAADA HOTEL

[ 住所 ] Saruja, Bahsa St, Damascus
[ TEL ] 11-2311722
[ ドミ ] 屋内 200S£(420円)/1人 | 屋上 125S£(263円)/1人
ツイン等の個室もあるが、値段を聞き忘れた。
[ バストイレ ] ドミ室内にもシャワー/トイレあり、清潔。トイレは洋式。 お湯は出るが、一人浴びるとぬるくなり、次にまた沸くまで時間がかかる。
[ 空調 ] ファンのみ。
[ インターネット ] マルジェ広場周辺にネットカフェ数軒。
[ テレビ ] 中庭にあり。
[ その他 ] 広い中庭あり、くつろぎスペースになっている。スーク(市場)至近、買い出しは便利だが、 冷蔵庫やキッチンは使わせてもらえず(自炊不可)。 レセプションにて冷えたドリンク類、絵葉書など販売。
屋内のドミトリー 
 屋上のドミトリー
ダマスカスの人気宿「アルハラメインホテル」と、その隣の「アルラビエホテル」を訪ねるも、相次いで満室だったため、近所のこのホテルを紹介してもらった。
上記ふたつのホテル同様、広い中庭を持つ旧家を改装した造りで、異国情緒満点。キッチンを使わせてもらえなかったのは不満だが、部屋は非常に広く、快適に過ごせた。
この三軒の宿、通常の個室やドミトリーの他に、屋上にも青空ドミトリーを設置しており、料金も三者一様、屋内のドミで200S£(400円)、屋上なら125S£E(250円)。 私達は女性三名+旦那のグループだったので、迷わず屋根の下を選んだが、全ての宿を見比べてみて、このホテルの屋上ドミが一番まともな感じだったので、 宿泊費を節約したい人にはオススメできると思う。

パルミラ
Palmyra

SUN HOTEL

[ 住所 ] Near the Museum, Palmyra
[ TEL ] 31-911133
[ ドミ ] 125〜175S£(263〜357円)/1人 オフシーズン価格、交渉次第。
[ ツイン ] 300S£(630円) オフシーズン価格。
[ バストイレ ] ドミ室内にもトイレ/シャワーあり、清潔。トイレは洋式。
お湯はかなりぬるい(ほとんど水)。
[ 空調 ] ファン。
[ インターネット ] 食堂内にPC一台あり、ネット可(100S£/1時間)。メインストリートにもネットカフェあり。
[ テレビ ] レセプションにあり。
[ ランドリー ] 物干しに適した場所は見当たらなかった。
[ その他 ] チャイ無料サービス。朝食、夕食の注文も可(ともに50S£)。パルミラ遺跡や中心街に近い好立地。
↑トイレ/シャワー
→ ドミトリーの室内
行き当たりばったり訪ね歩いた宿のなかで、最も快適そうだったのがこのホテル。 実は最近の「地球の歩き方」でも推薦されている、人気上昇中のホテルなんだそうだ。
室内は清潔で、フロント(オーナーの息子)の対応も親日的。別注文でパパママお手製のシリア式ディナーを50S£(100円)で味わえる。 外食といえばチキンとシュワルマしかないこの国で、家庭料理の味は最高にありがたく、私達は二晩とも豪華でボリューム満点の夕食に舌鼓を打った。 中東の食事に飽き飽きしたら、こちらのお宿にどうぞ。

ハマ
Hama

RIAD HOTEL

[ 住所 ] Kouatli St, Hama
[ TEL ] 33-239512
[ ドミ ] 175S£(368円)/1人 [ ツイン ] 450S£〜(945円〜)
[ バストイレ ] 共同トイレとシャワーは別室になっている。清潔。 トイレはアラブ式(和式)。お湯は熱々というわけではないが、たっぷり出る。 ドミトリーの室内に洗面台あり。
[ 空調 ] ファン。
[ インターネット ] 近隣にネットカフェ数軒(50S£/1時間)。 ハマはダマスカスなど他の町に比べてネット代が安い。
[ テレビ ] レセプション横のロビーにあり。
[ ランドリー ] 屋上に物干しスペースあり。
[ その他 ] 広い共同キッチン&冷蔵庫あり。自炊は10時〜20時まで(匂いと騒音防止のため)。 スーク(市場)に近く買い物至便。安食堂にも近い。フロントで冷えたドリンク類、絵葉書等を販売。 近隣のツアーも多数扱っている。内容充実の情報ノート、日本語の書籍等あり。
ドミトリー 
 広い共同キッチン
はるか昔、私達がまだパキスタンを旅していた頃、通りすがりの旅人に「シリアのハマって町ね、水車で有名なのどかな所なんですが、良かったなあ。 そこのホテルがまた快適でね、リヤドホテルって言うんです。 隣にカイロホテルって有名な宿もありますけど、リアドの方が一枚上手です」と聞いて以降、 私はハマを中東のハイライトのひとつに数え、到着を心待ちにしていた。
そしてお待ちかねのハマ、実に素敵な町でした。水車の放つマイナスイオンと素朴で優しいシリア人・・・・うーん、癒し系です。
そしてお待ちかねのリヤドホテル、実に快適な宿でした。 清潔で、設備の整った部屋。キッチンは広く、鍋や食器類も充実で、自炊も楽勝!
中東の旅に気持ちや胃腸が疲れた時、立ち寄ってゆっくりしたい町&ホテルです。

ラタキア
Lattakia

LATTAKIA HOTEL

[ 住所 ] Al Shek Dahel Sq, Lattakia
[ TEL ] 239927
[ ツイン/トリプル ] 125S£(263円)/1人
[ バストイレ ] 共同シャワー/トイレ、お湯の出はそこそこ。 トイレはアラブ式と洋式の二種類、お好みでどうぞ。 室内に洗面台の付いている部屋もある。
[ 空調 ] ファン。
[ インターネット ] 近所にネットカフェ数軒あるが(情報ノート参照)、接続スピードはすさまじく遅かった。
[ テレビ ] フロントにあり。
[ その他 ] 共同キッチン&冷蔵庫あり、ただし調理器具や食器は少ない。チャイは無料サービス。 よく管理された内容充実の情報ノートあり。
ツインの室内 
東西バックパッカーに人気の、清潔で快適なゲストハウス。 ラタキアの安宿はシェクダーヘル広場北側の狭い地域に密集している。私達は到着後、新規開拓を兼ねて数軒の宿を探索して周ったが、結局はここが一番、値段と設備のバランスが良かった。
オーナー兄弟(英語可)は勤勉で、特に弟(見た目が若い方)は親日的で感じも良い。 国際情勢にも詳しく、おしゃべりの相手にはもってこい。中東の人達の率直な政治的意見を聞くいいチャンスだ。

アレッポ
Aleppo

ZAHRET AL RABIH
(SPRING FLOWER HOSTEL)

[ 住所 ] Bustan Kulab, Aleppo
[ WEB ] http://www.springflowerhostel.4t.com/
時計塔から徒歩2分。
[ ドミ ] 屋上 135S£(284円)/1人 | 室内 175S£(368円)/1人
[ ツイン ] トイレシャワー付 600S£(1,260円) 交渉後の価格。
[ バストイレ ] ドミトリー室内にもトイレ/シャワーあり。 ホテル内の全てのトイレ(洋式)に便座がなく、空気椅子状態は必須!太ももの筋肉が発達しちゃう。
お湯は問題なく出る。
[ 空調 ] ファン。
[ インターネット ] 建物内にネットコーナーを併設、 うち一台は日本語使用可(100S£/1時間)。
[ テレビ ] 屋上のテラスにあり。
[ その他 ] 共同キッチン&冷蔵庫あり、でも不潔で使いにくい。 屋上のテラスでドリンク類を注文できるが、高い。 ベドウィンスタイルのくつろぎコーナーあり。 各種ツアー、チケット類の手配可。市内電話無料。
かつては悪評高かったというオーナーのウサマ氏は、私達の滞在時は紳士的で親切だった。日本語情報ノート、チャリダー用情報ノートあり。
屋内のドミトリー 
 屋上のドミトリー
アレッポに到着し、さっそくお目当てのこの宿にやって来たが、あいにくの満室。 他のホテルを探そうにも夜も遅く、すっかり疲れ果てていたので、これまで宿泊を避けてきた’屋上’のドミトリーに仮の一泊。 とはいってもこの宿の屋上、トタン壁と窓で仕切られている立派な’屋内’なのだが、 ズラリと並んだセンベイ布団ならぬセンベイマットレスに雑魚寝する私達四人を見て、欧米人の旅行者が「Wow terrible〜(ひどいなこりゃ)」と言ったのには、ちょっと凹んだ。
翌朝になって移動した室内ドミは、トイレに便座がないことを除けば、それ相応に快適。 ホテル自体が古い建築物なので、情緒があっていい。
ただ、掃除担当の若い兄ちゃんがさぼりんぼで、宿内は全体的に不潔だった。

デリゾール
Deyr Az Zawr

HOTEL DAMAS

[ 住所 ] Azar Sq, Dayr Az Zawr
[ TEL ] 221481
アザル広場の北角、ツーフラテス川支流沿い。
[ ツイン/ドミ ] 125S£(263円)/1人
[ バストイレ ] 共同トイレはアラブ式、もちろん手流し、ボロい。 ドアが閉まらないので、お見合いしないよう自衛しよう。 共同シャワーはガス給湯式、頼めば点火してくれる。シャワー室は扉にすき間が多く、外から簡単に覗けちゃうので、女子は布などで目隠しするべし。
[ 空調 ] ファン。
[ インターネット ] 近隣にネットカフェはなかった。
[ ランドリー ] ベランダに干せる。
[ その他 ] 川沿いの部屋には広いベランダあり。 共同キッチンあり、不潔だし調理器具も乏しい。 スーク(市場)に近く買い物便利。鍵は自前の南京錠を使用すること!
ドミトリーの室内 
まずは各地の情報ノートで好評だった「HOTEL AL JAMIA AL ARABIA」を訪ねたが、言い値がひとり200S£と高かったため、こちらのホテルへ。
部屋自体は「HOTEL AL JAMIA AL ARABIA」と同レベル以上、むしろマシな感じで、ひとり125S£ならお得!と思って泊まったが、問題はこの宿のオヤジ(英語は全く通じない)。 なにかとくだらない理由をつけては度々部屋に入って来るし、とにかく干渉する。
トイレはボロいが、ホットシャワーも出るし、部屋にはベランダも付いているので、 オヤジ対策さえしっかりすれば、なかなか快適に過ごせる。

ベイルート
Beirut

TALAL'S NEW HOTEL

[ 住所 ] Avenue Chsrles Herou, Beirut
[ TEL ] 562567 シャールズヘロウ・バスターミナルから徒歩2分。
[ ドミ ] 屋上ドミ 3USUS$(330円)/1人
二階・エアコン 6US$(660円)/1人 | 四階・ファン 5US$(550円)/1人
[ ダブル ] 20US$(2,200円)
[ バストイレ ] 共同シャワー/トイレ。トイレは洋式。 二階はそこそこ清潔だが、四階はそうでもない。お湯は暖かいのがじゃばじゃば出る。
[ 空調 ] (私達の宿泊した二階ドミには)エアコン&ファンあり。
[ インターネット ] フロントのPC(一台しかない)でネット可、無料! ただし混んでる日はなかなか順番が回って来ない。
[ テレビ ] 室内にあり。フロントにもあり。日本のアニメ(キャプテン翼とか)も観れる。深夜にはアダルトチャンネル(無修正)を放映中。
[ ランドリー ] 洗濯機は有料で使用できるらしい(値段不明)。 屋上やベランダに物干し場あり。
[ その他 ] 共同キッチンあり、調理器具や食器も充実!スーパーまでは歩いて20分かかる。 フロントで冷えたドリンク類(ビールも!)を販売。 情報ノート、日本語の書籍も少々あり。
二階ドミの室内 
シリアで出会った旅人に教えてもらった、ベイルートの人気バックパッカー宿。 レバノン人に「君達の泊まってるホテルいくら?」と聞かれて、「エアコンとテレビ付きでひとり6US$」と答えると、みんな目ん玉おっぴろげて驚いてたから、 ベイルートにしちゃ大出血サービス価格なんだと思う。
バスターミナルや旧市街に至近、ネットは無料、キッチンも使い勝手良し! 二階のドミトリーなんかエアコンまで利いちゃって、かなり居心地がいい。
私達は、エジプトから共に北上してきた関取&かよべぇと、観光そっちのけで自炊三昧。 夜は夜でこの宿の名物でもある「エッチな衛星放送(無修正)」をひたすら鑑賞し、旅に疲れた精神と肉体を全回復したのだった。
ただね、オーナーのザヘル氏(英語可)について、 中東あちこちの情報ノートに「すごく親切」とか「超紳士」とか書かれているけど、うーん、そこまでいい奴か?っていう疑問は残る。 確かに悪人じゃなさそうだが、商売っ気強いし、裏表も激しく、私達はどうも苦手なタイプだった。

トリポリ
Tripoli

OUROUBA HOTEL

[ 住所 ] Kndarjya St (Souk Al-Nahaseen), Tripoli,
[ TEL ] 03-461667(オーナー携帯)
旧市街の中心、トール広場(時計塔)から徒歩5分。
[ 四人部屋 ] 2.5US$(275円)/1人
旅行者用の価格設定がないので、宿泊費は交渉で。 ちなみに2001年の情報では[ シングル ] が3US$だったとのこと。
[ バストイレ ] 共同トイレは中国的溝式トイレ、もちろん手流し。 シャワーはないが、電気が通っていればお湯浴びは可。ま、清潔ではありません。
[ 空調 ] なし。夏場はかなり暑いかも。
[ インターネット ] トール広場周辺やアズミ通りに数軒あるが、日本語を打てる店は発見できず(読むだけなら可)。
[ テレビ ] 居間にあり。
[ その他 ] オーナーのムハンマドさんは英語可。キッチンはあるが、設備も器具も足りず、自炊は辛い。停電時はロウソクをくれる。
四人部屋の室内 
 居間にて記念写真
ベイルートの情報ノートに書かれていた2001年(三年前)の情報を頼りに発見した宿。 が、この宿に日本人が泊まるのは三年ぶり二組目とのこと。 つまり情報が書かれてから誰も泊まってないわけ!トリポリの他の宿(安くてひとり6US$〜)に比べると激安なのに、もったいないなあ。
そもそもホテルとしては営業しておらず、出稼ぎシリア人のための下宿屋って感じで、 ぶっちゃけ清潔じゃないし、設備も充分ではないし、ベッドによってはかなり悪質なダニも住んでるし(関取は全身数十箇所もやられた)、 さらには滞在中ずっとトリポリの旧市街全体が停電しており、すごく不便だったのだが、 留守番のおじちゃんも、住人のシリア人達も、おまけにご近所さん達も、みんなみーんなすごく優しくて、暖かくて、 汚さも設備の悪さも不便さもふっ飛ぶくらいハッピーな時間を過ごせた。
オーナーのムハンマドさん(お前もか!)は英語を話せ、適度に親切。無料でドライブや市役所観光(?)に連れて行ってくれた。 2005年には改装し、ちゃんとしたホテルにする予定だそうだ。