ホテル情報


私達がこの地域を旅行した当時の情報です。
宿自体がつぶれたり、値段が変わったり、外国人は泊まれなくなっている可能性もありますので、
参考程度に使ってください。


ブラジル(南部)のホテル


2006年当時 1R$(レアル) = 54.1円 / 1US$ = 119円

リオデジャネイロ
Rio De Janeiro

HOSPEDARIA GLORIA

[ 住所 ] Rua do Catete 34, Gloria, Rio de Janeiro
[ TEL ] 2558-8064
地下鉄Catete駅とGloria駅のちょうど中間くらい。
[ ドミ/シングル/ツイン ] 15R$(812円)/1人
[ バストイレ ] 共同トイレ/シャワー。水シャワーのみ。 トイレとシャワーは同室なうえ狭く、トイレの上から水が降ってくる感じ。便器に触れずにはシャワーを浴びれない。とても嫌。
[ 空調 ] ファン。
[ インターネット ] ネットカフェ併設。宿泊者は無料と言われたが、接続されてなくて使えなかった。日本語環境不明。 その他のネットカフェ情報は↓を参照。
[ テレビ ] 共有スペースにある。
[ その他 ] 小さな建物内になんと70室もあるらしい。 廊下に面した窓にはガラスがなく、網戸(目が粗いので虫除けの効果はない)のみ。つまり、どんなに鍵をかけてもハサミ一本で部屋に侵入できてしまう。 盗難事件も少なくないようだ。情報ノートあり。

←共有スペース         ↑室内
南米に上陸して最初の宿。情報ノートによると「ブラジルの最底辺一歩手前」の宿らしい。 客のほとんどが宿泊者というより住人。なかには路上生活者のような風貌&体臭の人もいて、建物全体に異臭をふりまいていた。
特に私達は、大西洋横断の貨客船のリッチな船室で15日間もぬくぬくしてきた直後だったので、天と地くらいの落差に泣いた。 アフリカから一緒に渡ってきた加倉さんも相当凹んでおり、 シングルでもトリプルでも同じ値段なのに「一緒の部屋でいいじゃん」とか甘えてきて、ただでさえ狭い部屋に三人ぎゅうぎゅうになって一晩過ごした。 窓にガラスがなかったおかげで酸欠にはならずに済んだのは、不幸中の幸いかもしれない。

HOTEL BENJAMIN CONSTANT

[ 住所 ] Rue Benjamin Constant 10, Gloria, Rio de Janeiro
[ TEL ] 2224-1151
地下鉄Gloria駅からBenjamin Constant通りを約15m入った右側。
[ シングル/ダブル/ツイン ] 二泊以内 15R$(812円)/1人
三泊以上 12R$(649円)/1人
[ バストイレ ] 共同トイレ/シャワー。 日に何度か掃除されているので、このクラスの宿にしては清潔なほう。 二階のみ湯沸かし器があり、ぬる〜いがホットシャワーが浴びれる。フロントで頼むと点火してくれる。他の階は水シャワーのみ。
[ 空調 ] 覚えてない。
[ インターネット ] カテッチ駅近くのネットカフェ「Internet Banga Larga」(住所:Rue do Catete 214/216)に、日本語読み書きOKの台がいくつかある。 宿から徒歩10分。カテッチ駅を越えてしばらく行き、右側の214と書かれたアーケードを入って右奥。3R$/1時間、5R$/2時間で、余った時間は翌日以降も使える。
[ ランドリー ] 洗面所の前の吹き抜けにちょっとだけ干せる。
[ その他 ] メトロ駅より歩いて10秒の好立地。シングルの部屋には窓がない。ツインの部屋は二段ベッド使用。
ダブルの室内 
南米最初の宿があまりに悲惨だったので、引っ越してきた。 値段相応で部屋は狭いし、シングルには窓がないし、決して快適とは言えないが、あっち↑に比べたら数段マシ。 ここにも住民が多いが、Gloriaの皆さんに比べたらややハイソな感じ。少なくとも臭い人はいなかった。
メトロ駅から近く交通の便もいいし、近所に食堂が多いのも助かった。 この辺りは治安が悪いと聞いていたけど、大通りは夜でも大勢の人で賑わっていて、特に危険は感じなかった。
もうちょっとまともな宿に泊まりたい人は、コパカバーナのビーチ近くにあるバックパッカーズに泊まるといい。 ただし、値段はドミでもここの倍か、それ以上する。

サルバドール
Salvador

青い家(CASA AZUL)

[ 住所 ] Rua Direita do Santo Antonio 22, Bairro Santo Antonio, Salvador
[ TEL ] 71-3241-4321
観光地となっているペウリーニョ広場からひたすら北上、カルモ教会を越えてさらに徒歩5分ほど、左手の「22」と書かれた青い壁の家。
[ ドミ ] 15R$(812円)/1人 空いていればツインとして使わせてもらえる。
[ バストイレ ] 室内にあり。清潔。水シャワー。
[ 空調 ] ファン。
[ インターネット ] インターネット無料。日本語読み書き可。パソコンは一台のみ。〜23時頃まで。
[ テレビ ] なし。
[ ランドリー ] 屋上に洗濯場&物干し場あり。
[ その他 ] 共同キッチンは二ヶ所、冷蔵庫もあり。最奥の部屋からは海が見える。屋上にはデッキチェアなど多数、眺望も◎! 情報ノートあり。 ハッパなど麻薬類の使用は厳禁!
サイト内リンク  青い家の情報ノート
すでに盗難された過去の情報ノートの内容もカバーされています。
ドミトリーの室内 
 屋上最高!
サルバドールで日本人が集まる宿。ドミトリーが主体だが、空いていれば同じ料金で個室として使わせてもらえる。 部屋は明るく清潔で、リオデジャネイロの憂鬱な宿は一体なんだったんだ?と思うくらいの快適さ。屋上もかなりいい感じ。 食器や鍋の充実したキッチンも二ヶ所ある。
カルナバルの時期は長期滞在者が増えるので、事前に予約したほうがいい。
ここの二軒隣には日本人男性が経営する「ナオヤド」がある。青い家より安いが、泊まった人は「あまりキレイではない」と言っていた。ハッパが好きな人はそちらに泊まるようだ。
余談ですが、私達はサルバドールで、かのグレネコさんに再会した。 チベット以来、四年ぶり。前回会った頃はまだ、地図を描き始める前の一般にゃんこだった。

ブラジリア
Brasilia

POUSADA JK

[ 住所 ] W3 Sul, Qd 703, Bloco A, Casa 67, Brasilia
[ TEL ] 3323-9998
[ WEB ] http://www.pousadajk.com.br/
ドン・ボスコ聖堂のすぐそば。
[ ツイン ] 60R$(3,246円) 朝食付。交渉後の値段(言い値は70R$)。
[ バストイレ ] 共同シャワー/トイレは清潔。トイレ洋式。お湯もばりばり出る。
[ 空調 ] ファンがあったと思う。
[ インターネット ] 一階にネットコーナーあり。一日に15分無料で使える。日本語は表示のみ可。
[ テレビ ] 室内にあり。
[ その他 ] 共同キッチン&冷蔵庫あり。朝食付。コーヒー無料。
ツインの室内 
ブラジリアの安宿(といってもあまり安くないが)は703 Sul〜704 Sul地区に集まっている。 ここはその703 Sulに並んでいる同様の宿のなかでも、一番キレイで(改装したて)、安くて、感じの良かった一軒。 キッチンが広く自炊も楽々。物価の高いブラジリアでは大助かりだった。
中心街からW3 Sulを歩いてくると、ドン・ボスコ教会を越えてすぐの右手にある。 近距離バスターミナルからはW3 Sulを通るバスに乗り、703で降ろしてもらう(所要5分)。

サンパウロ
Sao Paulo

ペンション荒木

[ 住所 ] Rua Sao Joaquim 193, Liberdade, Sao Paulo
[ TEL ] 11-3209-6384(日本語可)
地下鉄・サンジョアキン駅から徒歩2分。駅から東に坂を下って左側。
[ ドミ ] 一泊 30R$(1,623円)/1人 | 二泊〜 25R$(1,352円)/1人
月払い 300R$(16,230円)/一ヶ月、1人 月払いは先払いのみ受け付ける。
[ バストイレ ] 共同トイレ/シャワー、清潔度は微妙。 電熱式のホットシャワー、熱い湯を浴びるためには湯量がちょぼちょぼになる。
[ 空調 ] 忘れた。
[ インターネット ] 近隣にネットカフェ多数(情報ノート参照)。どこのネット屋も初回のみパスポートの提示を求められる。
[ テレビ ] 衛星放送でNHKが観れる。
[ ランドリー ] 本館、新々館とも裏庭に洗濯場&物干し場あり。
[ その他 ] 共同キッチン&冷蔵庫あり。本館にて朝のコーヒー無料サービスあり。最新の日本語新聞も読める。 内容充実の情報ノートあり。日本の書籍、雑誌、マンガ(少年ジャンプ数年分など)多数。
荒木のおばちゃんは日本語ぼちぼち。 あまり日本の名で呼ばれたことがないそうで、「カズコさ〜ん」と呼ぶと照れてかわいい。
サイト内リンク  ペンション荒木の情報ノート
↑ 新館の居間
→ 本館のドミトリー
老舗の日本人宿。創立者も日本人なら客も日本人のみ。かつて「世界三大日本人宿のひとつ」とも謳われた有名宿。 現在は、創立者の娘さんで日系二世のカズコさん(荒木のおばちゃん)が、ひとりで切り盛りしている。
私達の滞在時は新々館が改装中で、本館と新館の二棟のみで営業していた。私達は荒木のおばちゃんの本宅でもある本館に泊まっていたが、 キッチンやテレビ等の設備、情報ノートや書籍類は全て新館にあったので、毎朝毎晩、本館から新館に出勤していた(徒歩1分)。
この新館がまた酷い状態で、新館というからには新しいのかと思いきや、本館より古いし、汚いし、天井裏からは謎の黒い粉が降ってくるし、 目が覚めると枕元にネズミの糞が積もったてりしたそうだ。 旦那は新館に行くと決まって変な咳が出て、私は決まって皮膚がかゆくなった。
さすがの荒木のおばちゃんもこの状態にはサジを投げ、新館は閉鎖されることになり、新々館の改装が終わると同時に丸ごと引越した。 こうして私達は奇しくも、長いこと旅人達の住処だった「新館」の最期に立ち会ったのだった。
ペンション荒木のあるこの一帯は、日系移民の方々が造りあげた世界で最大級の「日本人街」で、昭和中期の日本がそのまま移転してきたような町並みになっている。 当然、最高に居心地がいい。長居するつもりがなくてもついつい根を張ってしまいがちなので、12泊以上するつもりなら前もって月払いしてしまったほうがお得。
近視矯正(レーシック)手術を受けたい人は、おばちゃんに頼めば検査の予約を入れてくれる。

カンポ・グランジ
Campo Grande

CAMPO GRANDE YOUTH HOSTEL

[ TEL ] 321-0505
バスターミナルの目の前(西隣)。
[ シングル ] 25R$(1,352円) [ ダブル ] 40R$(2,164円)
[ トリプル ] 55R$(2,976円)
[ バストイレ ] 室内にあり。清潔。お湯が出るまでに5分くらいかかることがある。
[ 空調 ] 天井ファン。
[ インターネット ] 一階のネットコーナーはとても高い(6R$/時間)。日本語環境不明、LAN接続可。
[ テレビ ] ロビーにあり。
[ ランドリー ] 物干し場がなく不便。
[ その他 ] プールあり。朝食は別館で朝7時〜9時(パンとクラッカー、ハム、フルーツ、コーヒー、ジュース)。部屋には網戸がなく蚊が多い。 フロントは英語完璧。パンタナールへのツアーもここで申し込める。
ダブルの室内 
バスターミナルの目の前にある協会ユース。とにかく交通の便が良く、周辺に安食堂も多い。 サンパウロから来るといきなり蒸し暑くなるので、プールもありがたかった。
私達はカンポ・グランジに沖縄ソーキそばを食べに来た(カンポ・グランジには沖縄からの移民の方々が多く暮らしている)。 週に何度か沖縄ソーキそばの出店が出る旧鉄道駅前の広場までは、宿から歩いて20〜30分くらい。

ボニート
Bonito

POUSADA ALIANCA

[ 住所 ] Rua 29 de Maio 820, Bonito
[ シングル ] 15R$(812円) [ ツイン ] 30R$(1,623円)
[ ダブル ] シャワー/トイレ付 45R$(2,435円) 全て朝食付。
[ バストイレ ] 共同シャワー/トイレは非常に清潔。ホットシャワーはぬるい。
[ 空調 ] ファン。
[ インターネット ] メインストリートにネットカフェ数軒あり。
[ テレビ ] なし。ダブルは室内にあり。
[ ランドリー ] 洗い場&物干し場あり。
[ その他 ] 朝食付、かなり豪華。ダイニングは半屋外になっていてとても気持ちがいい。 キッチンは基本的には家族専用だが、湯沸しやラーメンを作るくらいなら使ってもいいと言われた。ボニート近郊のツアーのアレンジ可。タクシーやレンタルバイクの手配もできる。 英語は全く通じずポルトガル語のみ。
ツインの室内 
 半屋外のダイニング
キュートなマルガリータおばちゃんとダンディなおじちゃんが切り盛りする、素朴で家庭的で快適な宿。 メインストリートに近く何をするにも便利。 部屋は風通しがイマイチだが、その分、半屋外のダイニングでまったり過ごせる。 マルガリータおばちゃんは庭にハチドリを放し飼いしていて、毎朝、餌(蜜)を求めてハチドリが、朝食を食べている私達のすぐそばまで寄ってくる。 ううーん、なんて清々しい朝なんでしょう!
スクリ川やプラタ川へのツアーは、どこのエージェントで申し込んでもだいたい同じ値段に設定されている。 おばちゃんに頼むと、送迎に合わせて朝食の時間もアレンジしてくれるので安心。「青の洞窟」までの往復タクシー代は、他のどこで頼むよりも安くなった。
ボニートにもユースホステルがあるが、町の中心からかなり離れているのでお勧めしません。

フォス・ド・イグアス
Foz do Iguacu

PAUDIMAR FALLS HOSTEL

[ 住所 ] Rua Antonio Raposo 820, Foz do Iguacu
[ TEL ] 045-3028-5503
[ WEB ] http://www.paudimarfalls.com.br/
Brasil通りとJorge Schimmelpfeng通りの交差点(超巨大ブラジル国旗)から徒歩3分くらい。
[ テント ] 会員 10R$(541円) | 非会員 12R$(649円)
[ ドミ ] 会員 15R$(812円) | 非会員 21R$(1,136円)
[ ドミ(エアコン) ] 会員 18R$(974円) | 非会員 24R$(1,298円)
[ ツイン ] 会員 45R$(2,435円) | 非会員 55R$(2,975円)
[ ツイン(エアコン) ] 会員 50R$(2,705円) | 非会員 65R$(3,516円)
ドミトリーは男女別。全て朝食付。
[ バストイレ ] ドミ各室にトイレ/シャワー付。清潔だが狭い。ホットシャワー。
[ 空調 ] ファン。エアコン付のドミトリーもある。
[ インターネット ] インターネット無料、日本語可。端末も数台ある。WIFIが入るので、モバイラーはネットつなぎ放題。
[ テレビ ] リビングにあり。
[ ランドリー ] 洗濯場、干し場あり。
[ その他 ] 広く使い勝手の良い共同キッチン、冷蔵庫あり。朝食付(コーヒー、パン、スウィーツ、フルーツ)。Bar併設、ハンバーガーなど軽食も注文できる。 フロントでピザのデリバリーを注文できる。
プール、ビーチバレーコート、ジム、ビリヤード台、テーブルサッカー台あり。
最寄のスーパー「NIPPON」まで徒歩3分。キャンプサイトは芝、木陰あり。駐車場あり。
ドミトリーの室内 
世界三大瀑布・イグアスの滝には、ブラジルとアルゼンチンの両側からアクセスできる。ここフォス・ド・イグアスはブラジル側の観光拠点となる街。 アルゼンチンのほうが物価が安いこともあって、 バックパッカーの多くがアルゼンチン側のプエルト・イグアスを基点に滝の両側を観光するが、 私達はイタイプーダムなどもゆっくり観光したかったので、両方の街に泊まった。
このホステルは無線LANの電波を飛ばしていて、モバイラーはなんとインターネットつなぎ放題!
ただ、夫婦やカップル旅行者には不便な男女別ドミトリー。私達はツインの料金を支払ってドミトリーを独占使用させてもらった。
フォス・ド・イグアスの郊外、イグアスの滝へ向かう道の途中にも、同経営のホステル(同じ名前なので注意)がある。