ホテル情報


私達がこの地域を旅行した当時の情報です。
宿自体がつぶれたり、値段が変わったり、外国人は泊まれなくなっている可能性もありますので、
参考程度に使ってください。


プンタ・アレーナス
Punta Arenas

BLUE HOUSE

[ 住所 ] Balmaceda 545, Punta Arenas
[ TEL ] 061-227006
Balmaceda通りとChiloe通りの交差点からちょい西。
[ ドミ ] 3,000C$(660円)/1人 [ ツイン ] 5,000C$(1,100円)/1人
[ バストイレ ] 共同トイレ/シャワー。ホットシャワーがんがん。でも汚い。
[ 空調 ] なし。
[ インターネット ] インターネット無料、端末は3台あるが日本語×。無線LANがんがん入るのでモバイラーは自前PCを接続できる。 ネットは〜24時まで。
[ テレビ ] 共有リビングにあり、映画のDVDも観れる。
[ その他 ] 共同キッチンは広く充実、でも汚い。ピックアップ無料。ペンギンツアー毎日催行。英語はポキート。
ドミトリーの室内 
プンタ・アレーナスではかなり安めのホステル。 「街で一番安い宿に集まる」習性のイスラエリーがわんさか泊まっていたので、安さに関しては太鼓判。 はい、そうです。超ラエリー宿です。私達の時はオンシーズンだったので、夜中まで大フィーバーですごいことになってました。
とにかく混んでいるのでトイレやシャワーもすぐ汚れるし、共同キッチンはけっこう広いのに、自炊の客が多すぎて順番が回ってこなかったりで、 全く落ち着けなかった。客が少なければ悪くはないかも。 モバイラーはWIFIがキャッチできるので、24時まではネットつなぎ放題。

プエルト・ナタレス
Puerto Natales

HOSPEDAJE ESTRELLITA DEL SUR

[ 住所 ] Chorrillos 855, Puerto Natales
[ ドミ/ツイン ] 4,000C$(880円)/1人 朝食付。
[ バストイレ ] 共同トイレ/シャワーは清潔だが数が少ない。ホットシャワー。
[ 空調 ] なし。
[ インターネット ] 有料だがインターネットあり(500C$/時間)。端末は1台のみ、日本語読書き可。ネットは〜23時頃まで。
[ テレビ ] テレビ付の部屋もある。キッチンにもテレビあり。
[ ランドリー ] 庭に干し場あり。
[ その他 ] キッチン(家族と共用)使用可、冷蔵庫あり。朝食付だがしょぼい(パンとコーヒーのみ)。 パイネ国立公園への日帰りツアー、往復バスチケットの手配可。情報ノートあり。
ツインの室内 
パイネ国立公園への基点となるプエルト・ナタレスの、日本人御用達オスペダヘ。 ここんちのご主人(チリ人)はFUJI旅館の島藤さんのお友達だそうだ。 家庭的で、宿というよりは民泊のような感じ。家族はみんな日本人慣れしていてるので、なにかと楽だった。
部屋は通り沿いのほうが日当たりが良くてオススメ。 情報ノートにはパイネのトレッキング情報や、プエルト・ナタレスのアウトドア用品情報が満載だった。

コジャイケ
Coyhaique

HOSPEDAJE SIMPSON 571

[ 住所 ] Almirante Simpson 571, Coyhaique
[ シングル/ツイン ] 4,000C$(880円)/1人
トリプルを二人で使わせてもらった。
[ バストイレ ] 共同トイレ/シャワーは客層の割にかなり清潔。ホットシャワー。
[ 空調 ] 忘れた。
[ インターネット ] セントロのHORN通りにある「Ricer」というカフェはWIFIと表示されているが接続できないので注意! HORN通りに何軒かネットカフェあり、どの店もLAN接続はさせてもらえなかった。
[ テレビ ] 宿泊客用のリビングにあり。
[ その他 ] キッチンは使えないがお湯はもらえる。巨大スーパー(二軒)に近く便利。英語は通じない。
トリプルの室内 
コジャイケのこの辺りの宿の中では一番安い。同じAlmirante Simpson通りにあるHOSPEDAJE NATTY(ロンプラ掲載)は6,000C$/1人、HOSPEDAJE SRA BLANCA(同じくロンプラ掲載)は7,000C$/1人でオーナー態度悪い。
ここの宿もまた家庭的で民泊のような感じ。オーナーのおばちゃんは顔はこわいが、接してみると親切で感じの良い人。 宿泊客はむさ苦しいおっさんばかりだったが、 おばちゃんがキレイ好きなおかげで宿内はとても清潔だった。

チャイテン
Chaiten

HOSPEDAJE RIO BLANCO

[ 住所 ] Diego Portales 408, Chaiten
Diego Portales通りとPedro Aguirre Cerda通りの交差点。
[ シングル/ツイン ] 朝食なし 4,000C$(880円)/1人
朝食付 5,000C$(1,100円)/1人
庭にテント泊もできる(値段不明)。
[ バストイレ ] 共同シャワー/トイレ、清潔度はイマイチ。トイレ洋式。シャワーは狭くて浴びにくいがお湯は熱々。
[ 空調 ] なし。
[ インターネット ] 広場にある「ENTEL」でLAN接続可。
[ テレビ ] キッチンにあり。
[ その他 ] キッチン(家族と共用)使用可。息子のホルヘは英語可。 天井の低い部屋があるのでノッポさんは要注意。庭(キャンプサイト)は芝生。
ツインの室内 
 外観
チャイテンは寂れた町だが、カレテラ・アウストラル地方とチロエ島を結ぶフェリーが週に数本発着しているため、旅行者も宿も意外に多い。 町なかには民家を改装したオスペダヘがあちこち点在している。 ロンプラに紹介されている宿は、しょぼかったり、その割に高かったりなので、散歩がてらお気に入りの宿を探すといい。
私達は、山小屋風の内装と暖かな雰囲気が気に入って、この宿に決めた。 後からラエリーのテント軍団がやって来て少々うるさくなってしまったが、息子のホルヘ(英語可)にいろいろと話を聞けて良かった。 特にシングルの部屋はお得感あり。一人旅の方にオススメ。

カストロ(チロエ島)
Castro

HOSTAL LATORRE

[ 住所 ] Latorre 157, Castro
[ TEL ] 065-547420
[ ダブル ] 10,000C$(2,200円)
[ バストイレ ] 共同トイレ/シャワーは清潔。 ホットシャワー。
[ 空調 ] なし。
[ インターネット ] インターネット無料。モバイラーはWIFIでネットつなぎ放題!
[ テレビ ] なし。
[ ランドリー ] ランドリーサービスあり(1,500C$/kg)。
[ その他 ] 設備充実の共同キッチン&冷蔵庫あり。
ツインの室内 
 ぽかぽかのリビング
バスターミナルへ客引きに来ていたここの主人が「インターネット無料だよ」と言うので、ついてきた。 私達がパソコン持参だとわかると、無線LANのパスワードを教えてくれて、おかげで宿泊中ずっとネットつなぎ放題! 私達と同年代のオーナー夫婦は感じが良く、全体的に清潔で、好感度の高い宿だった。
余談だが、バスターミナルで初めて会った時ここの主人は、最初はまず白人の旅行者にかたっぱしから声をかけ、 全員に断られると周りをうろうろしながら私達を観察し始め、恐る恐るという感じで「どっから来たの?」と声をかけてきて、 「ハポン」と答えたらあからさまにホッとしていた。この町に限らず、チリ南部を旅している間よく「日本人は好きだが中国人は嫌いだ」と言われた。

プエルト・モン
Puerto Montt

HOSPEDAJE FAMILIAR

[ 住所 ] Juan Jose Mira 1002, Puerto Montt
[ TEL ] 065-316302
Juan Mira通りとAncud通りの交差点すぐそば。バスターミナルから徒歩3分。
[ ツイン ] 10,000C$(2,200円) 朝食付。
[ バストイレ ] 共同シャワー/トイレ。清潔度はそれなり、掃除は毎日されていないようだった。 一応ホットシャワーだが、時間帯によって頻繁にお湯が出なかった。
[ 空調 ] 忘れた。
[ インターネット ] 不明。
[ テレビ ] 室内にあり。
[ その他 ] キッチンはなし。朝食付、ハムやチーズも出て割としっかりした朝食だった。各ベッドに読書灯あり。門限23時30分。
ツインの室内 
最初、各ガイドブックに紹介されているCASA GLADYSを訪ねてみたが、全体的に暗〜いし、部屋に鍵がかからないという致命的な欠陥もあり、宿泊断念。 そのお向かいにあったこのオスペダヘにチェックインした。
こちらは内装もキュートで明るい雰囲気。室内には物を置く場所が多く、住みやすかった。
ただ、あまり掃除が行き届いてなくて、全体的になんとなくホコリっぽい。時間帯によってはお湯が出なかったり、キッチンがないのも弱点。 家主のおばちゃんはカンフー映画のファンらしく、私達を見つける度に「アチョー」とか「ウリャー」か言ってきた。 単にフレンドリーなだけで悪気はないようだったが、わかってはいてもあまり気分のいいもんではない。
プエルト・モンは雑多な感じの街で、私達はあまり好きではなかった。

プコン
Pucon

HOSTEL DONDE EGIDIO

[ 住所 ] Palguin 720, Pucon
Bus Jacというすごい名前のバス会社から徒歩1分。
[ ダブル ] 10,000C$(2,200円)
[ バストイレ ] 共同シャワー/トイレは一ヶ所しかなく不便。 トイレの便座が変。ホットシャワー。
[ 空調 ] なし。
[ インターネット ] インターネット無料。日本語フォントインストール済。
[ テレビ ] なし。
[ その他 ] 共同キッチン&冷蔵庫あり。英語は通じない。 アクティビティは斜め向かいのHOSTEL BACKPACKERSで相談に乗ってくれるとのこと。Bus Jacのバスターミナルから徒歩1分。
↑キュートなEGIDIO
→ ダブルの室内
プコンには旅行者向けのホステルが腐るほどあるが、ここは他のホステルよりもいくらかお手頃。 ツーリストインフォのホテルリストでも最も安かった。 家主のおっちゃんEGIDIOはナイスキャラ。 なんと言っても宿の名前が「EGIDIOはどこ?」。
シャワー/トイレが一ヶ所しかないのは難だが、ダブルの部屋はベランダ付で快適だった。
「地球の歩き方」に紹介されていないので訪れる日本人は少ないが、 チリの湖水地方はパタゴニアに負けず劣らず風光明媚で、欧米のバックパッカーには大人気。 その中でもここプコンはアウトドアスポーツのメッカとして知られていて、国内外から多くの旅行者が集まってくる。 特に活火山トレッキング(マグマも見れるらしい)やラフティングは有名。 プコン近郊に点在する温泉をレンタカーで巡るのも楽しい。

サンチアゴ
Santiago

ペンション内藤

[ 住所 ] Baron Pierre de Coubertin 37, Santiago
地下鉄Baquedano駅から徒歩5分。ホテル・ニッポンの斜め向かい。レストラン・ハポンの二階。看板はないので呼び鈴を押す。
[ ドミトリー/シングル ] 4,600C$(1,012円) または 8US$(936円)/1人
シングルは一室のみ。二人用ドミトリーが一室あり、空いていればダブルとして使える(値段は同じ)。 ドル払いが有利だが、おつりはないので、自分でぴったりの金額を用意しなければいけない。
[ バストイレ ] 共同シャワー/トイレ。ホットシャワー。一ヶ所しかないので、誰かがシャワーを浴びるとトイレもできない。 しかも全く掃除されておらず、 使用済トイレットペーパーがビニール三袋分も山積みにされていた!汚い!!
ちなみに従業員用のは清潔そうだったが、宿泊客は使用不可。
[ 空調 ] なし。
[ インターネット ] 徒歩15分圏内に日本語可のネットカフェあり、場所は情報ノート参照。
[ テレビ ] なし。
[ ランドリー ] 洗濯機使用無料!洗濯機はひとつしかないので、住み込み従業員との争奪戦に勝たなければいけない。
[ その他 ] 住み込み従業員や家族達との共用のキッチンあり。チェックインの際にパスポートコピーの提出を求められる。日本語書籍少々、情報ノートあり。
サイト内リンク  ペンション内藤の情報ノート
←廊下 兼 食堂  ↑ドミトリーの室内
サンチアゴの老舗日本人宿。以前はペンション早乙女という名前だったそうだ。 部屋の半数くらいは一階の和食レストランの従業員寮として使われている。というより、従業員寮の一部を宿として間貸ししている。 住み込みの従業員達は旅行者を歓迎してないので、いちいち嫌な顔をされたり、居心地は良くない。
私達は朝の九時頃に到着して、ネグリジェ姿のおばちゃん(チリ人)に外扉を開けてもらった。と、そこまではよかったが、 おばちゃんは「おはよう」も「いらっしゃい」もなく無言のまま、当然のように寝室に戻ってしまった。 え、え、それで?私らは?どこの部屋に泊まればいいの?トイレはどこを使えばいいの?チェックインはしなくていいの? という当然の問いにも答えてくれる人もなし。完全放置プレイ! 廊下で荷物を背負ったまましばし唖然としてしまった。
そういうわけで、宿に入って二分以内には「ここはとても低レベルの宿だ」と確信したのだった。
その確信が間違いではなかった証拠に、トイレには使用済トイレットペーパーがビニール三袋分も山積みにされていた(南米ではトイレに紙を流せないので)。 聞くと、一週間以上前に宿泊者の女性が自主的に掃除して以来、一度も掃除されていないのだという。
質の低い宿にはありがちだが、管理している日本人(レストランのお偉いさんらしい)の「泊めてやってる」的態度も好きになれなかった。
サンチアゴにはもう一軒「サンチアゴ館」という日本人宿もあるが、こちらの評判もあまり芳しくないようだ。 サンチアゴは魚介類が豊富で、居心地の良さそうな街なので、いい日本人宿がないのは本当に残念。

ビーニャ・デル・マル
Vina del Mar

汐見荘

[ 住所 ] Baquedano 319, Recreo, Vina del Mar
表札、看板はなし。
[ 電話 ] 032-2368315
Viana通りを走る黒いタクシー・コレクティーボ86番か88番に乗り、レクレオ地区のバケダーノ通り319番地で降ろしてもらう(400C$)。 タクシーだと3000〜3500C$程度、行き先を告げる時は必ず「レクレオ地区の」と言うのを忘れないように!でないと別の街のバケダーノ通りまで連れて行かれる。
[ ドミトリー/シングル/ダブル ] 〜七泊目 7US$(819円)/1人
八泊目〜 5US$(585円)/1人
基本はドミトリー(各2〜3ベッド)だが空いていれば個室として使わせてもらえる。
[ バストイレ ] 共同シャワー/トイレは清潔。トイレ洋式。ホットシャワーはガス給湯式で熱々。
[ 空調 ] なし。
[ インターネット ] 居間にLANケーブルあり、PC持ってる人はネットつなぎ放題!(2007年夏には無線LANも導入された模様。)
[ テレビ ] 居間にあり。NHKは映らない。
[ ランドリー ] 洗い場&物干し場あり。
[ その他 ] 設備充実の共同キッチン&冷蔵庫あり。日本語書籍&マンガ多数、情報ノートあり。 感じのいい中庭を囲んで母屋(オーナーの家)と宿泊棟がある。一階は少々湿っぽく、二階は少々うるさい。 猛犬と恐れられた愛犬・ハナコは里子に出され、ここにはもういない。
サイト内リンク  汐見荘の情報ノート
ツインの室内 
 シェア飯うめ〜
サンチアゴから二時間ほどの場所にあるビーニャ・デル・マル(通称;ビーニャ)。 サンチアゴが東京なら、ビーニャはさしずめ横浜といったところ。 といっても特に見所があるわけではなく、ほとんどの日本人はこの汐見荘を目的にやってくる。
評判に違わず居心地がいい宿で、旅に疲れた時ホッと一息つくには最高の環境。 オーナーの山岸さんは感じの良いおじさまで、適度な距離感をもって接してくれる。かなり有名な宿なのに経営努力を怠らない姿勢も素晴らしい。 世界で最も早く無線LANを導入した日本人宿は、きっとこの汐見荘だと思う。
町の中心からは遠く立地は良くない。急な坂の途中にあり上り下りがしんどい。周辺に安食堂も少ないので、ここに泊まると自ずと自炊生活になる。 魚市場までは徒歩30分。漁を終えて帰港した漁船から新鮮な魚介類を直接購入できる。安いし旨い! そういう環境もあって、情報ノートには「鯵のヒラキの作り方」とか、料理に関する記述が多くておもしろい。 私達はこの鯵のヒラキにはまって、たった9泊の短い滞在中に何度も作って食べた。

サン・ペドロ・デ・アタカマ
San Pedro de Atacama

RESIDENCIAL RAYKO

[ 住所 ] Gustavo le Paige 202, San Pedro de Atacama
[ シングル/ダブル ] 4,000C$(880円)/1人
交渉後の価格、言い値は5,000C$(1,100円)/1人。ちなみに値引きしてくれたのは息子オーナーのほう。 そのことで後から父オーナーにぐちぐち言われた。
[ バストイレ ] 共同トイレ/シャワー。 シャワーは7時〜23時と謳っているが、種火のガス代をケチってすぐに給湯器のガスを止める→水シャワーになる。 待機電力をケチって汲み上げポンプの電源をすぐに止める→水が不足しトイレが流れなくなる→ウンニョ溢れる。 シャワーは(お湯が出れば)かなり快適。
チェックアウト後はトイレ使用禁止。せこすぎる!
[ 空調 ] なし。
[ インターネット ] 宿にはなし。町にネットカフェあり。
[ テレビ ] なし。
[ ランドリー ] 洗濯禁止。
[ その他 ] 共同キッチンはないが、現在建築中(2007年4月)。
荷物は絶対預かりません。
ダブルの室内 
 読みにくい看板
ボリビアからのウユニ塩湖ツアーをご一緒したWORLD TRAVELLERのこーいち&なおさんと協力して宿探し。 値引きしてくれたし、客が少なくてのんびりできそうだったのでこの宿に決めたが、客がいないのにはそれなりの理由があった。
とにかくオーナー親子がせこい。息子はまだしも、東洋系の顔をした父(ボス)の方は酷い。 ウユニで疲れきって早寝した私達は良かったが、 24時頃まで写真整理をしていたこーいちさんの部屋には、父オーナーが「早く電気を消せえいっ」と怒鳴り込んで来たそうだ。
チェックアウト後はトイレの使用も禁止(失笑)、荷物も預からない。これについて父オーナーは「君達はホテルというものをわかっていないようだが、 世界中のどこのホテルがチェックアウト後の客の荷物を預かるというんだね?」と高慢ちきに語っていた。 おじさん、私達はこれまで安宿から高級ホテルまで500以上の宿泊施設に泊まってきたけど、 荷物を預かってくれなかったのは、ここを含めて二軒だけでしたよ? ていうか「トイレ使っちゃ駄目」なんて言う人には生まれて初めて会いました。普通は民家でも使わせてくれるのに。
と、一晩泊まっただけなのに、せこ系の逸話には事欠かない滞在だった。 客の立場を考えない経営方針は、表の看板にも表れている(だって読めないんだもん)。

HOSTEL FLORIDA

[ 住所 ] Tocopilla 406, San Pedro de Atacama
[ TEL ] 055-851021
[ WEB ] http://www.hostelflorida.cl/
[ シングル/ダブル/トリプル ] 5,000C$(1,100円)/1人
[ バストイレ ] 男女別共同シャワー/トイレ。数も充分あり清潔。ホットシャワーは朝6時〜21時。
[ 空調 ] なし。
[ インターネット ] フロントの端末でネット15分無料、ただし日本語は不可。
[ ランドリー ] 中庭に洗濯場あり。
[ その他 ] 共同キッチン&冷蔵庫あり。中庭にハンモックとまったりスペースあり。ここも荷物預かりなし! 併設の旅行会社には日本人嫌いのガイドがいるそうなので、ツアー等は別の会社で申し込もう。
ダブルの室内 
 中庭
↑の宿があまりにせこかったので一泊で逃げ出し、中庭のスペースが素敵なこのホステルに引っ越してきた。 キッチンも使えるし部屋もなかなか。最初からここに泊まれば良かった。
おばちゃんは愛想悪いが、おじちゃんはとてもにこやかで感じがいい。
しかしここでもまた「セニョリータ、荷物は預かれないんだよ」と言われた。おっちゃん申し訳なさそうだったから腹は立たなかったが、 どうやらサン・ペドロ・デ・アタカマの宿にとって「荷物預かり」は鬼門らしい。 以前、あるホステルに預けておいた荷物を紛失された旅行者がいて、大騒ぎになったとか。私達はバスのチケット売り場(ただのキオスク)で預かってもらった。 ただし鍵やチェーンロックなどの防犯対策は各自で。

カラマ
Calama

HOTEL LOS ANDES

[ 住所 ] Vivar 1920, Calama
[ TEL ] 055-341073
Ramirez通りとVivar通りの交差点からすぐ。
[ シングル ] 4,000C$(880円) [ ツイン ] 8,000C$(1,760円)
[ バストイレ ] 共同シャワー/トイレ。清潔度はそれなりだが数は充分にある。ホットシャワーは朝6時〜23時、熱々のお湯が出る。
[ 空調 ] 忘れた。
[ インターネット ] ホテルからRamirez通りへ右折してすぐ左側のネットカフェでLAN接続可。日本語可の台もある。
[ テレビ ] 共有テレビルーム(宿泊者用の居間)が一階と二階にそれぞれ一ヶ所ずつある。
[ その他 ] 英語は通じない。ラミレス通りまで徒歩1分と立地良し。
ツインの室内 
私達より一足先にカラマ入りしたこーいち&なおさんがこの宿に泊まっていたので、迷うことなく直行。 建物は古いが、けっこうちゃんとした安宿。出稼ぎっぽいおっちゃん達に混ざって外国人旅行者もちらほら泊まっていた。
カラマからイキケには、夜行バスの他に早朝発のバスもある(朝7時出発、13時到着)。 各バス会社のターミナルは郊外にあるので、朝早い出発の際は宿の人にタクシーを呼んでもらおう。

イキケ
Iquique

RESIDENCIAL MADRID

[ 住所 ] San Martin 816, Iquique
San Martin通りとBarros Arana通りの交差点から東に10m、左側。
[ ツイン ] 7,000C$(1,540円)
[ バストイレ ] 共同シャワー/トイレは男女別、清潔。
ホットシャワーはがんがん(浴びる前に家族に頼むとガスを点火してくれる)。
[ 空調 ] 忘れた。
[ インターネット ] プラット広場のHOTEL PRAT一階のカフェでWIFI接続可。カフェ・コン・レチェ(クッキー付)が500C$。 ZOFRI内でもWIFI接続可。
[ テレビ ] なし。
[ ランドリー ] 洗濯場、物干し場あり。
[ その他 ] キッチンなし。
←家庭的な中庭   ↑ツインの室内
イキケでは、ガイドブックに紹介されていた宿がどれも高かったり汚かったりで、宿探しには苦労した。 で、この辺りをしらみつぶしに十軒以上見て回った結果、ここが一番まともで、しかも安かったので決めた。 一階には家主の大家族が暮らしていて賑やか。中庭は家族の居間になっているので、静かに過ごしたい人には通り沿いの部屋がオススメ。 女性が多い家族のためか、水周りもちゃんと掃除されていて清潔だった。女の子のひとり旅でも安心して泊まれそう。

アリカ
Arica

RESIDENCIAL AMERICA

[ 住所 ] Sotomayor 430, Arica
[ TEL ] 058-254148
[ WEB ] http://www.residencialamerica.com/
Baquedano通りとSotomayor通りの交差点から東に20m。
[ シングル ] 共同 5,000C$(1,100円)
[ ダブル/ツイン ] シャワー/トイレ付 8,000C$(1,760円)
[ バストイレ ] (私達の泊まった部屋は)室内にシャワー/トイレ付。非常に清潔。ホットシャワーがんがん。 共同トイレ/シャワーは一ヶ所しかないので、混んでいる日はちょっと辛い。
[ 空調 ] 忘れた。
[ インターネット ] 宿からBaquedano通りを北上し、21 de Mayo通りを越えた辺りの右手(二階)にネットカフェがあり、モバイラーなら無線LANで接続できる。日本語環境は不明。
[ テレビ ] ダブルの部屋は室内にあり。
[ ランドリー ] 屋上に洗い場&物干し場あり。 しかし屋上にはうるさい馬鹿犬(チワワ二匹)が居住しているので、わんわんうるさくて洗濯に集中できない。 マダムに見つかると「洗濯しないでっ」と怒られる。
[ その他 ] 共同キッチン&冷蔵庫あり。宿の主人はペルー人で日本語可、チリ人の奥方は英語可。 メインストリートまで徒歩2分、スーパーマーケットまで徒歩3分の好立地。
ダブルの室内 
アリカでは、日本から遊びに来る友人と合流するため、”ちょっといい宿”を探した。 宿探し中に偶然前を通りかかって、「ここは高そうだな」と思いながらも試しに覗いてみたら、 そんなに高くないし、共同キッチンあるしで、一目で気に入って宿泊を決めた。
宿の主人はペルー人、なんと日本語を話す。なんでも、日本で十年間不法労働して貯めたお金で、 奥様の地元にこの家を買ったんだそうだ。 「ニホンジンオカネモチネ〜」とか「ワタシニモチョトワケテヨ〜」とかいう話が多いのは玉に瑕だが、 なんでも気軽に相談できるので助かった。
従業員が朝から晩まで休みなく掃除してるので、隅々までとにかく清潔。 一階の部屋は日当たりが悪く一日中真っ暗なので、二階の部屋がオススメ。